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在宅のデータ入力が稼げない…一応メリットもあるけど【クラウドソーシング】

キーボードのタイピング
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 在宅ワーク・副業の1つである「データ入力」は

  • 人間関係の煩わしさがない
  • PCの基本的な操作スキルと作業環境があれば誰でもできる

という印象があり、副業初心者の方でも始めやすいのが特徴と考えています。

ただ、実際に仕事をした人の中からは「データ入力は稼げない」との声が上がっているのを聞いたことがあります。

始めやすくても稼げないのでは、試しにやってみたい気持ちが湧きにくいですよね…

著者も実際にクラウドソーシングでデータ入力の仕事を経験しているので、実際の報酬がいくらくらいだったのか、メリット面、稼ぎやすい案件を探すにはどうすればよいかについて書いていきます。

目次

実際に受けたデータ入力の仕事について

一口に「データ入力」といっても内容は様々なので、自分が実際にやってみたデータ入力の概要を説明します。

今回受けた仕事は、請求書やインボイス関係の書類のPDF・画像を見て、そこから金額などの数値や単語を読み取り、システムに入力していく作業です。

詳細な説明は割愛しますが、報酬は固定報酬制かつマイルストーン払い(毎月の実績ごとに、最大20回まで分割して支払われる)でした。

固定報酬制とは

固定報酬制は、納品や業務の完了に対して報酬が設定される形式です。

契約前に、仕事内容や納期、報酬等を擦り合わせ、納品後にクライアントの検収に合格すると、報酬が支払われます。
また、マイルストーン払いを使用すると段階的に報酬を支払ってもらうことも可能です。

クラウドワークス


今回は、1文字あたり0.02円または0.04円(入力する対象により異なる)という契約の上で作業していきます。 

件数に制限はないので数をこなせばこなすほど報酬額が上がっていく、これはやる気が出ますね…うん…

これまでの最高金額【ハッキリ言って稼げません!】

…で、これまでやってきて、一番多い月で1637円です。

実際の金額は2097円ですが、ここからシステム手数料の460円(契約金額が10万以下の場合:20%+税)が引かれています。

驚く少女

1ヶ月作業してですよ?
少なっ!と思った方がほとんどでしょう。

たいして作業していなかったのでは?と思われそうなので、状況についても記載しておきます。

データ全てを最高単価の0.04円/字で入力できていたとしても、52000字以上は入力した計算になります。
この月は、1日30回以上は書類の入力作業していました。
体感として1日2時間以上は作業していたんじゃないかな…

以上を踏まえると、作業の割に全っ然稼げてないのがお分かりでしょうか。
時給換算すると泣けてくる。

稼げない理由ともっと稼ぐための考察

上記の状況から、この案件のようなデータ入力では稼げない原因の掘下げと、もっと稼げる案件を探すためのコツを考えてみました。

稼げない理由①:1文字当たりの単価が安すぎる

薄々感づいているとは思いますが、1文字あたりの単価が安すぎて割に合わないのです。
これを副業のメインとしてやり続けるくらいなら、数年かけてでも勉強してスキルアップして転職または副業するか、バイトでもした方がマシですね…

もっと稼ぐためには:単価が高い案件を選ぶ

単価が少しでも高い案件を狙った方が、文字数の割に多く稼げるようになります。

例として、クラウドワークス内でザッと探した感じでは0.1文字/円の仕事もありました。単純に考えて、今回私がやった案件より2.5〜5倍稼げることになるので悪くはないかもしれません。

稼げない理由②:入力以外に費やす時間がかかる

「文字数」で報酬を決めるデメリットの一つに「入力以外に費やす時間がかかる」が挙げられます。

チェックする書類全てが、1回につき1〜2分で終われば、そんなに時間もかからず苦になりません。
しかし、何十枚の書類をチェックするのに、入力する文字量は書類1枚の時とほとんど変わらない場合もあるので、結果、1回に割く時間がかかってしまった時でも金額は同じくらい、なんてこともザラにありました。

また、入力する文字が「数値」や「単語」ばかりだったため、1件あたりの文字数が、長くても20字程度を10か所位でした。

チェックする時間がかかるのに入力できる文字が少ないので、稼げない要因の一つとなっているのでしょう。

もっと稼ぐためには:データ入力の時間対効果が良い案件を選ぶ

上記原因の逆を考えると、「できるだけ長い文章を入力できる業務」「リサーチの時間に見合った報酬の業務」であれば稼ぐのに効率がいい、と言い換えることができると思います。

しかし、仕事内容の詳細文を読むだけでは、「長い文章を入力する仕事」を探し当てるのは難しいです。
そもそも、データ入力の案件すべてが文字数で報酬を決めている訳ではありませんからね(1件につき◯円、なんてものもある)
それよりも「データ入力の時間対効果が良いか」に焦点を当てた方が稼げる仕事を探しやすいです。

たとえば

  • 作業スケジュールを具体的にイメージできる情報が載っているか
    (「1件の所要時間◯分、全部で◯件」など)
  • データ入力の前に、リサーチがあるか(ある場合は時間が掛かりそうなものか)

これらのポイントを踏まえて「結局、合計何時間稼働で何円貰えるのか」を考え、作業時間に見合った報酬が得られると思うものを絞り込んで応募するのがコツです。

データ入力にはメリットもある

ここまで辛口気味に言ってきたのですが、データ入力の仕事にはちゃんと良い点もあった訳で、その辺を述べていきます。

データ入力のメリットは「稼ぐ」という観点とは別のことです。また、全ての仕事に当てはまるとは限らないことをご承知おきください。

データ入力のメリット
  • 土日や早朝・深夜など、いつでも稼げるチャンスがある
  • 誰とも関わらず作業できる
  • 慣れればゲーム感覚でできる

パソコンさえあれば、時間に制約されずいつでもどこでも作業できますし、作業中はコミュニケーションを取る必要がありません。
ルールさえ覚えれば、あとはその通り入力していくだけの、一種のゲームのような感覚です。

スキマ時間にできる&難しいことを求められるわけではないので、「ポイ活よりは稼げるし、まあいいか」くらいの気持ちで取り組めるのであればオススメできます。

まとめ

  • データ入力は作業量の割に合わず、稼げないためメインの副業には向かない
  • 初歩的なPCスキルがあれば、ポイ活よりは稼げる程度に考えて取り組むのであればおすすめ

データ入力は副業の中ではとっつきやすい部類に入ると思われます。
クラウドソーシング等で「試しに」受注してみたい、と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

少しやってみて、「このまま続けたくない!」と思った時には契約の途中終了も可能です。
ただし発注者側とのやり取りをしなければならず、ちょっと面倒だなと感じるところがあるので…少しでも興味があればお試しあれ!とまでは言えませんね。

かく言う私はこの仕事をまっ〜たり続けていこうと思いました。
(実質20ヶ月ですが、まだ半分も終わっていません。。。)

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