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【色彩検定】独学で2級を受検して合格できた学習方法

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  • 色彩検定2級に一発合格したいが、学習について不安がある
  • 独学でも合格できる勉強の流れを知りたい。

色彩検定は、どのレベルでも制限なしに受検することができます。
つまり3級は飛ばして、2級から挑戦することが可能です。

「いきなり2級から受検は無理があるのでは?本当に合格できるの?」と思うかもしれませんね。

実際のところ、2級からチャレンジしても合格はできました。
ただし、勉強する時間は確保し、試験時にどのようにして問題を解いていくかも事前に考えています。

今回は色彩検定を2級から初挑戦して合格できた学習方法を、実体験に基づいてご紹介します。

公式サイトによれば、2級の合格ラインの目安は200点満点中140点以上(多少の変動あり)とのこと。
著者は180点以上獲得できたので、本記事を参考にしていただければ2級合格に近づけると思います!

目次

2級合格するまでの学習の流れと心がけていたこと

机で紙に書いている人

1冊の参考書を2周以上繰り返すのが全体の重要ポイントです。

学習前〜学習時

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参考書を1冊購入する

参考書は1冊でOK。
ただし以下の条件を全て満たすものを選ぶようにしました。

  1. 2級だけでなく、3級の内容も含んでいるもの

    3級の内容を踏まえながら2級を学習すると覚えやすいためです。

    2級は3級の内容を理解している前提で出題されるので、3級も勉強するのは必須と言えます。
  2. 練習問題・模擬試験がついているもの

    暗記だけをするよりも、一回読破したら問題を解く、といった風に進めた方が確実に定着します。

    よって問題がついているものが便利です。

私は、最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集(ナツメ社)を選びました。
上記の条件を満たすのはもちろんののこと、重要なところが分かりやすく勉強しやすいと思ったからです。

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【参考書1周目】読書のつもりで読み進める

参考書1周目は、読書をするつもりで気楽に読み進めてもらって構いません。

初めて知ることも多くあると思いますので、楽しみながら読みましょう!

ただし、最初から順番に読むことをおすすめします。
一度出てきた専門用語が後の章でも使われることがあるため、好きなところから読み始めると、その用語の意味が分からず読みにくいかもしれません…

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【参考書2周目】紙に要点を書きながら学習を進める

2周目は、重要だと思うところを紙に書きながら学習を進めていきます。

学習を始める前に「出題傾向と対策」のページを読んで、どんな問題が出やすいかを意識して、どこが重要か考えながら書いていました。

後で見返さないので、キレイにまとめるよりもとにかく手を動かして、書いて覚えることに集中!

ポイント
  • 語句は正確に覚える

    一字一句、正確に覚えましょう。

    曖昧に覚えていると、似た言葉の選択肢が出てきた時に混乱してしまうことに、問題を解いていて気づきました。

    出題例:正しいのはどちら?
    ①分光視感効率 ②分光視覚効率
     

    →正しくは「①分光視効率」です。

    1文字しか違わないので、正確に覚えていないと迷ってしまい時間のロスに繋がってしまうことに。
  • 練習問題にもチャレンジ

    問題を解いて添削した後は、正解・不正解にかかわらず、解説はすべて読んで確認しました。

    理解できていないのにまぐれで正解してしまった問題を見逃さないためです。

    他の選択肢との違いや、解答を導き出すまでの考え方など、暗記しているだけでは分からないことに気づけたりもします。

2周目が最も時間がかかり、大変と思います。
毎日、少しでもいいので時間を確保して、着実に取り組んでください。

2周目が終了したら、時間を測って模擬試験に挑戦を!

模擬試験で7割正解できないと合格できない可能性が高いです。
この場合、3周目以降も2周目と同様に、しっかり取り組む必要があると思います。

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【参考書3周目〜】忘れているところを探して復習

勉強のやり方は2周目と一緒ですが、内容全部をやらなくてもOK。

気になる部分をピックアップして復習していきます。

私は、忘れているなと思ったところを中心に復習していきました。

紙に書くのかどうかはお任せです。
私は紙に書かずに、OneNote等パソコンに入力してまとめたりしていました。

なお2周目の時に間違えてしまった練習問題に必ず再挑戦し、解けなかったら念入りに復習することが重要ポイントとなります。

弱点を見つけて克服していくのはもちろんですが、モチベーションを保ち続けるためにも試験直前まで、毎日数分でもいいので勉強を続けるようにするのが望ましいです。

模擬試験で合格圏内になってしまうと安心してしまって、以降の勉強が疎かになり、本番で思ったほど解けなかった…ということは防ぎたいですよね。

受検時

壁掛け時計

受験時に心がけたことは以下のとおりです。

ポイント
  1. 時間を意識する

    参考書の模擬試験は80分でしたが、実際の試験は70分。

    模擬より10分短いのに問題数はほぼ変わりません。

    スピーディに問題を解いていかないと時間内に終わらないかもしれないです。
    (実際、私は後半かなり焦りました)
  2. マークはまとめてする

    1問解いたら都度マークする…という感じで進めてしまうと、問題冊子とマークシートを行ったり来たりする回数が増えてタイムロスに繋がります。

    そのため、1セクション終えたらまとめてマークしていました。
    (ズレて別のところにマークしないよう注意)
  3. 難しくて解けない問題は、とりあえず解答しておいて一巡してから考える

    わからなくてもさっさと解答した方がいい理由は、後の問題に割く時間を確保するためです。

    解けるはずの問題が、時間が無くて無解答で終わるのは非常にもったいないことなので…

    また、後ろにある問題が、つまづいた問題のヒントになっている可能性があります。

    語句選びで迷ってしまい、自信がない問題があった→後の問題文にそのまま正解が載ってる!(歓喜)

    こんなこともあり得ますので、取りあえず最後まで解き終わることを優先し、それから分からなかった問題について考えましょう。

試験終了後は、結果が気になってモヤモヤするのであれば、参考書を使って自己採点をしてみましょう
(試験問題は持ち帰るように指示されます)

お疲れさまでした!もう勉強しなくていいよ!!
…と労いの言葉をかけてあげたいのですが、ちゃんと知識を定着させたいのであれば、参考書を使って自己採点をやってみてください。(できれば当日中に)

問題数で8割程度正解していれば、マーク・記述忘れやケアレスミスなど無い限りは合格圏内だと思います。

後日公式サイトで解答発表されるので、それでも自己採点できます。

まとめ

今回は色彩検定を2級から初挑戦して合格できた学習方法について解説しました。

POINT
  • 1冊の参考書に毎日少しずつでも取り組み、2周以上リピートする
  • 語句は一字一句正確に覚える
  • 練習問題・模擬試験の解説はすべて確認する
  • 本番では、時間を意識して、とりあえずでも全問解答する
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