在宅中、勉強したいときやくつろぎたい時に周りからの騒音が気になり、集中できなかった経験はないでしょうか。
そんな時に便利なのが「ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホン」です。
私は「音楽を聴ける耳栓」と呼んでいます…笑
最近、たまたま気になって購入した「Anker Soundcore P40i」(以下P40i)が予想以上に良く、「この値段でこの性能はすごい」と感動しました。
「騒音から身を守りたいけど、音楽を聴く習慣は無いしな〜…」
と思っている人にも使ってほしい製品です。(詳細は後述)
これまで多くのワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、総合的に見て今までで一番良いモノに出会えたと思ったので、本記事でその特徴などをまとめていきます。
Anker Soundcore P40iのおすすめポイント5選
①ノイズキャンセルは十分効果有り
同じ価格帯のイヤホンでは「おまけ」程度のノイズキャンセル性能のものもあったので、あまり期待はしていませんでしたが、P40iはしっかりと過剰な雑音を取り除いてくれました。
完全無音状態にはなりませんが、ノイズキャンセルOFFの状態と比べると段違いです。
私の場合、同居人の咳払い(別の階にいても聞こえる)等が気になって仕方なかったのがかなり軽減されました。
(当人が同じ部屋にいるときは流石に聞こえますが)
集中していれば、多少音がしても気づきません。
音楽を流していれば、外部の音はほぼ気にならなくなります。
個人的には、装着感の割にしっかり遮音してくれる点が良いと思います。
カナル型のイヤホンは密閉感が苦手という人もいそうですが、これは耳にそっとはめる感じなのに音を抑えてくれます。
②Soundcoreアプリが良い(音楽データが無くても聴ける)
Ankerのワイヤレスイヤホンはこれが初なので、「Soundcore」という対応アプリを使ったのも初です。
それで驚いたのが、イヤホンの操作やイコライザ調整をするような「よくある」アプリかと思いきや、ホワイトノイズ(雨・焚き火・風鈴の音などの環境音)や「AI Brainwave Audio」という脳波に良さそう?なヒーリング系の音楽を流す機能が搭載されていたこと。



音楽データを持っていない方は、とりあえずこれでBGMを流すことができます!
私はこれまでYoutube等で作業用BGMを流していたのですが、表示される「おすすめの動画」という誘惑を避けて通れず作業にならなかったことが数え切れないほどあるので、アプリだけで作業できるBGMに辿り着けるのは本当にありがたく感じました。
エンドレスに聴くことができるので、作業時や仮眠のときに良さそうです。
(個人的には「ホワイトノイズ」の方がおすすめです)
③電池の持ちが長い
公式によれば、連続して使用できる時間は最大10時間とのことです。
実際に、ノイズキャンセリング常時ONで満充電〜片方の電池が切れるまでの時間を計測してみたところ8時間52分でした。
(購入してから1ヶ月経過、ほぼ毎日使用している状態で計測)
1日中家にいる日でも、一度の充電をはさめば、起きて寝るまで使い続けられます!
(ちなみに、イヤホンの充電時間は最大1時間ほどです)
充電ケースの方で、最大50時間分本体を充電できるので、ケースを充電する頻度は4〜5回に1回でOKということになります。以前いつ充電したか忘れてしまうくらいの長持ち具合です。
イヤホンを2回くらい充電したらケースも充電しなければならず面倒臭かった機種もあったので、これは嬉しく感じました。
④低価格でコスパ◎
人によって価格の安い高いの基準は異なるとは思いますが、私はソニーの「LinkBuds S WF-LS900N」(以下LinkBuds)も使用していますので、それとの比較になります。
LinkBudsはP40iより1年位前に買いましたが、Amazonで21000円しました。
一方、P40iは7990円をクーポン値引きで購入できました。(楽天の公式ショップで頻繁にクーポンを配布しているようです。)
今ならP40iの倍以上のお金を払ってLinkbudsを買おうとは思えないです。
そのくらいP40iの性能が引けを取っていません。というか…ノイズキャンセル機能以外はP40iが勝っていますよ!
よっぽどソニー好きで無い限りは、P40iをおすすめしたいところです。
操作音が大き過ぎない 【個人的に重要】
音に敏感な人にとっては、イヤホンの操作音やバッテリー残量低下通知を鳴らないようにカスタマイズできるのも大きなプラスポイントと言えます。
ワイヤレスイヤホンには、操作音やアナウンス音は調節できない機種があります
(しかも、どれも音量がやたら大きい気がします)
音量小さめ&ノイキャンしているところに「充電してください」と唐突にデカい声で言われたら、驚いたり即座にイヤホンをぶん投げたりする人もいることでしょう(過去の自分)
…なので、ここは重要視しているところです。
実際P40iを購入する前に、操作音の設定変更できるかどうかはしっかり調べました。笑

注意したいポイント
ここまで褒めちぎってきましたが、賛否両論ありそうな点も見受けられたので、以下にまとめます。
スティック部分がついたデザイン
このスティックは持ちやすくて良いと思う反面、マスクの取り外しをするとき等、引っかかって落ちやすそうです。
ただ、このようなデザインは他の機種にもよくありますよね。
(なぜこんな形状なんだろう…)
タッチの反応が良すぎる
イヤホン本体のドット部分をタッチすることで、再生・停止やノイズキャンセリングモード切り替えなどの操作をすることができます。
タッチの反応が良過ぎるので、慣れないうちは誤作動させやすいです。
髪が耳が隠れるくらいの長さの方は、髪が触れただけで反応することもあります。
ドライヤーで髪を乾かしながら使う際は気をつけましょう。
ただしこれは他のワイヤレスイヤホンでもよくある現象です。
気になるならタッチ操作設定を(1回タッチだけ)無効にするなどして工夫するしか無いでしょうね。
参考:音質について
「ドンシャリ感」がやや強いです。
重低音帯と高音帯がしっかり聞こえて、好きな人はかなり好きそう。
こだわりがなければ、良いと感じられる音質だと思います。
音質はクリアです。この価格帯なら満足できると思います。
まとめ
- 十分に騒音軽減できる程度のノイズキャンセル機能
- アプリに搭載のホワイトノイズを使ってやりたいことに集中・没頭できる
- 本体・充電ケースの両方とも電池の持ちが良い
- 倍以上の価格のワイヤレスイヤホンに並ぶ性能(これで10000円以下はお得すぎる)
- 操作音やバッテリー残量低下通知などもON・OFF可能
ワイヤレスイヤホンは、音に敏感な人にとって、引きこもりたいときのマストアイテムです。
騒音ストレスから解放され好きなことに没頭できます。
これを1万円以下で入手できるのは、またと無くお得だと思います。気になるようでしたら是非。