週5勤務と一人暮らしをやめて実家暮らしに戻ったらストレスが減り、意外とどうにかなっている

玄関に置いたカバン
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  • フルタイム(週5)の仕事がきつい!
    一旦休職(退職)しようか迷っている。でも収入が減って家賃や生活費を払い続けられるだろうか…
  • 一人暮らししているが、良いこともあるけど辛いこともある。

↑過去にこんなことを色々考えては悩んでいました。

仕事については、特別ブラックな職場だったというわけではないのです。(細かい不満はありましたが)
ただ、「週5フルタイム勤務」という制度そのものが自分には合わないのでは?と、ある時ふと思いました。

職場にもよると思いますが、この勤務形態のデメリットは↓

  • 週5日、1日8時間働くのが辛い。夕方なんて眠いしだるいし頭が働かない。
  • まとまった休みが取りづらい。有休消化できず消滅した分もある
  • せっかくの土日休みはどこに行っても混む…特に子供連れが多いのが辛い。
    子供は声や行動が苦手だし、色々気を遣わないといけないため(こう言ってしまうと性格悪そうですが)

ざっと挙げるとこんな感じですかね。

こんな悩みを抱えながら、何十年過ごしてしまうのか?
やっと定年退職できたとしてもその時は既に老人、やりたいことがあってもやれることは限られてくるのでは?とも思ったわけです。

また、一人暮らしに関しては当初はこれといった事情はなく、親元から離れたいがために始めました。
通算で5年くらい単身世帯でしたが、実家暮らしと比べて一人暮らしには良いことも悪いこともあるとわかりました。

そして紆余曲折あって退職、
当初親族には退職したことを隠し通すつもりでいましたが諸事情で実家にバレてしまい、このまま一人暮らしするよりは良いかと考え、実家に戻ることに。
もともと家族仲が悪いわけでもなかったので、案外どうにかなりました。

現在は、月80時間程度のアルバイトとちょっとした副業、平均月1万円程度の配当金で生活できています。

結果としては、金銭面では当然収入が減りましたが支出も減ったので、家計簿上は年間で黒字を保てています。
精神面の方は、些細なことでイライラしたり何となく不安になったりすることが減りました。
ストレス解消で散財することが明らかに少なくなりました。

…前置きが長くなりましたが、週5(フルタイム)の職場を退職し、一人暮らしもやめて実家暮らしに戻ったことで変化したことについてまとめていきます。

【記事の本題までスキップする】

目次

週5フルタイム勤務はきつい?

パソコンの前で悩む女性

「週5フルタイム勤務」についてどう思いますか。
私には合いません。人によっては、「そんなの当然」とか「何が辛いの?」と思いそうですが…

まずフルタイムという時間設定が、単純に長すぎて疲れるし、効率も良くないと思います。

午後2時〜5時までの時間が本当にきつい。
眠いし、ネガティブなことしか考えられないのです。
午後は1時間くらい寝る時間を設けた方が、その後の仕事が捗って、トータルで比べても作業効率上がっているのでは?と思います。(昼休みに仮眠をとるくらいでは寝足りないんですよ。。。)

人生の大半を、こんな感じの仕事が占めている…と考え出した途端、もっと時間数の少ない仕事にシフトチェンジを目指したくなったのですよね。

「一人暮らし=自立」←?

世間一般では、実家暮らしより一人暮らしの人の方が「良い」という印象を持たれがちです。

それはおそらく「その人が自分で自分の生活を賄えている」というイメージが上辺から見て取れるからでしょう。

しかし実情はそうとは限らないものです。
親族、行政などから何らかの支援を受けて単独で生活できていることも割とあります。
(これまで経験した仕事上、そう言った境遇の方々を何度も見てきました)

逆を言えば、実家暮らしでも「家との家計を独立させている」「家に収入の一部を入れている」人もいます。
また、「家族と助け合って生きている」「親孝行をしている」など、良い面でとらえられそうな部分もあるんですよね。

つまり、どこに住んでいるかで自立しているかどうかなんてわからないですし、自立がステータスであるという考え方自体、意味がないと思うのです。

偉そうに意見を書いてきましたが、このことについては実際のところ理解している人がほとんどでしょう。
しかし、頭ではわかっているにもかかわらず外側だけ見て判断し、レッテルを貼ってしまう人は案外多いのです。
外見で物事を判断するのは、もはや人間の性質と考えています。
(著者も、日頃から気をつけるようにしておりますが…)

週5勤務を辞め、実家暮らしに戻って良かったこと

家賃を払わなくて良い

一人暮らしを初めてすぐの頃は、まるで秘密基地を手に入れたかのようにワクワクしたものですがそれも束の間。

そのうち、基本平日の日中は仕事に出掛けていて不在なのに、月何万もの家賃を払わなければならないのがバカバカしくなってきました。

実家暮らしなら、家に毎月いくらかを出していても、家賃・光熱水費を払わなくて良いというだけで月数万円は浮くんです。最強です。

全体的にストレスが減った

これは人によるところが大きいかもしれませんが、著者は実家暮らしの方が格段にストレスフリーでした。

まず家事全部を自分でやる必要がなくなったので、忙しいと感じることが少ないです。

決め手となったのは、近隣の騒音です。
一人暮らしの時の、共同住宅のどこの誰かもわからない人間が出す騒音(深夜の階上足音は◯意が湧くレベル)と比べれば、家族が出す音なんて可愛いものだということに気付かされました。

購買欲が減った

紙袋

上記のストレスが減ったことに連動して起こったことかもしれませんが、一人暮らしの時よりも出費が減りました。

特に実感したのは食費と旅費です。

ストレス解消のためにお菓子やアイスなどを爆食いしたり、外食にもしょっちゅう行っていたのが、実家に戻ってからは嘘のように止めることができました。

一人旅もあれほど好きだったはずなのに、そんなに行かなくてもいいか…と思うようになりました。

どちらも「意識してやめた」よりも「自然にそうなった」という表現が近いです。

週5未満勤務&実家暮らしが向いている前提【考察】

全ての人に「週5勤務や一人暮らしをやめろ」とおすすめしたいのではありません。
私の場合、考えられる前提があったのでそれを書いておきます。

投資をしてある程度の金融資産を持っている

フルタイムで勤務していた時から、投資(NISAでインデックスの投資信託、ideco、高配当ETFなど)をやっており、資産がある程度たまっている状態です。

また「配当金が入る=少しでも不労所得を得られる状態」になっているのが、ささやかではありますが金銭面と心の支えになり、今より収入を落としてでも週5勤務をやめてもいいと思わせるような状況を生み出しています。

なので、投資をしていることは、働き方を思い切って変えることができた根拠の一つといえます。

一人暮らしと実家暮らしを両方経験している

実家暮らしだけでなく一人暮らしも経験しないと、両方の良し悪しがわからないものです。
私は家族と同居するのにうんざりして一人暮らしを初めたのですが、そこで初めて実家暮らしの良さに気づきました。

生活費が節約できること、家事の全てをやらなくていいこと…今までの自分が、いかに恵まれていたのかと実感することができました。
ただこの実感は、両方を経験しないと身をもって理解するに及ばなかっただろうと思います。

実家でしか暮らしたことがないのに一人暮らししてみたいと思っている人に「このまま引っ越さない方がいい」と言っても、あまり響かないかもしれません。

両親など家族との仲が良好

実家暮らしで快適に過ごすには、一緒に暮らす家族との関係が最重要事項と思います。
私はたまたま家族と仲が悪いわけではなかったので、割とあっさり実家に戻ることができました。

一方で、世の中には様々な事情で家族とは縁を切りたいという思いが強い人が少なからずいるでしょう。
そう言った方には、当然実家暮らしをお勧めできるものではありません。

まとめ:働き方と暮らしは、常識を疑うつもりで見直す

  • 週5フルタイム勤務をやめて実家に戻ったらストレスが減り、散財をしなくなった。
    結果として収入が減っても支出も減るので、金銭面での不安はほとんど無い状況。
  • ただし、金融資産がある、家族との仲が良好…といった条件がそろったため成立できていると思われる。

現代社会では、「フルタイムで働かないといけない!」「家を出て自立しないといけない!」と、なんとなく思わされがちです。
でもそういった「世の中の常識」に合わせることが、自分を幸せにしてくれるとは限らないのを実感しているところです。

他人に迷惑をかけない程度に常識を破って、自分らしく生きていくのが一番ということでしょうか。
まあそれが簡単なようで難しいのですが…

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